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【パスバック広告とは?】SSPで広告収入を最大化するコツ
2023/06/01
ブログやウェブサイトを運営している方であれば、広告収入は大切な収益源となります。
ただ、広告収入を増やすには、広告の種類や配置や最適化などに工夫が必要です。
今回は、そのような工夫のひとつとして、パスバック広告という手法をご紹介します。
パスバック広告とは
パスバック広告とは、最適な広告が見つからない場合に別のパートナーに広告リクエストを送り、空き枠を埋めて広告収入を最大化する方法です。
パスバック広告を実現するには、SSP(Supply Side Platform)という仕組みを利用します。
SSPとは、ウェブサイトの広告枠をRTB(Real Time Bidding)というオークション形式で販売するプラットフォームです。
国内のSSPには、GMO SSP、GenieeSSP、忍者AdMaxといったサービスがあります。
SSP一覧記事はこちら
SSPを使うことで、広告枠の価値を高めて競争力のある広告を表示できます。
RTBでは、広告リクエストごとにその訪問者✕広告枠✕広告の情報などをもとにオークションが行われます。
オークションに参加した広告の中で、もっとも高い入札単価の広告が表示されます。
ここで、最低保証単価を決めたパスバックを設定すると、この単価以下の広告が配信された場合は SSP側では広告を表示せず、事前に設定されていた他のアドネットワーク等のタグを呼び出します。
このようにして、設定単価以上の広告があればSSPから、なければ別のアドネットワークから広告を表示することができ、トラフィックの無駄がなくなります。
以下にパスバックの仕組みを図解しましたので、こちらも参考にしていただけたら幸いです。
パスバック広告の設定方法(アドネットワークのタグをSSPにパスバックする方法)
まずはSSP側で、パスバック先のアドネットワークのタグと、希望する単価(フロアプライス)を登録します。
次にサイトの既存タグを削除し、SSPから発行されたタグに置き換えます。
これだけでパスバック広告の設定は終了します。
次回から何かしらの理由で表示する広告がなかった場合、別のアドネットワークから最適な広告を取得してくれるようになります。
パスバック広告のメリット
前述の内容をまとめると、パスバック広告を利用するメリットは以下の2つになります。
ひとつは、空き枠が発生しないように別のアドネットワークからも広告が取得できる点です。
もうひとつは、SSPで高単価の広告が表示できる可能性が高まるということです。
まとめ
パスバック広告で広告収入を最大化する方法についてご紹介しました。
パスバック広告を使う場合は、SSPやアドネットワークの仕様や動作をよく理解してご利用ください。
パスバック広告をうまく使えば、あなたのウェブサイトの収益向上に貢献します。
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