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サイト・アプリ収益化でよく利用される広告フォーマットまとめ

2021/03/17

サイトやアプリを運営するなら、広告を掲載して収益化することが一般的です。

使われている広告は様々で、用途に合わせて使い分けられています。

このような広告の見た目や機能を知っておくことで、より的確に広告を利用することができるようになります。

そこで、今回は幅広く存在する広告フォーマットについてまとめてみました。

前回の記事にも書きましたが、2019年にはネット広告市場がテレビ広告市場を上回ってきた現状があります。

インターネットの市場が拡大する限り、ネット広告の市場はまだまだ拡大していくことでしょう。

このような現状をふまえて、個人の収益化能力向上を図るというのが本記事の目的です。

では、さっそく本編を見ていきましょう。

広告フォーマットまとめ

バナー広告

バナー広告とは、画像や動画で表示される広告のことを指します。

世界初のバナー広告は1994年、アメリカの電話会社によるものだと言われており、ネット広告の中では一番長い歴史がある広告フォーマットです。

それから2年後の1996年、日本ではYahoo!Japanが商用利用を始めました。

300×250、468×60など、様々がサイズがあるのが特徴です。

2021年現在では、動画形式のバナーが利用されることが多くなってきました。

バナー広告の中でも、サイドバーなど、サイトの空いているスペースに埋め込んで表示されるものを「インライン広告」、サイトのコンテンツに覆い被さって表示されるものを「オーバーレイ広告」と呼びます。

テキスト広告

その名の通り、文字だけで構成される広告です。

他の広告フォーマットと組み合わせて使われることが多いですが、単体ではサイトのページ下部に「商品説明文とサービス名」で表示されるパターンがあります。

ネイティブ広告

ネイティブ広告とは、サイトやアプリのデザインに溶け込ませる広告です。

フォントや色、大きさなどを模して、まるでコンテンツの一部のように見えるのが特徴です。

しかし、あまりにも溶け込んで表示されているため、他のメインコンテンツと区別できるように「広告であることが一目でわかる表示」が必要となっています。

ネイティブ広告の見た目は、掲載する媒体のデザインに依存して様々に形を変えるため、広告のフォーマットというよりは、むしろ「広告の考え方の一つだ」とも言われています。

ネイティブ広告でよく見かけるタイプで、代表的なものを2つ紹介します。

[インフィード広告]


ニュースサイトやブログなどの一覧、またはタイムラインなど、コンテンツとコンテンツの間に表示される広告です。  

[レコメンドウィジェット広告]

メディアの記事を読み終わったとき、サイト下部などに「おすすめ記事」の形式で表示される広告です。

インタースティシャル広告

インタースティシャル広告とは、ページ移動時に、独立ページとして表示される広告です。

Webの場合は画像、アプリの場合は動画が使用される場合が多いようです。

ユーザーの動きを完全に制限する形になるので、必ず広告を見てもらえるメリットがありますが、過度に表示をすれば嫌われてしまうというデメリットもあります。

プレイアブル広告

プレイアブル広告とは、実際に表示されている広告上でゲームのプレイが可能な広告です。

主にスマホアプリで利用されます。

ゲームのチュートリアルのような体験になるので、短時間ですぐに内容を理解できる「ハイパーカジュアル」と呼ばれるようなシンプルなゲームとの相性がいいとされています。

難易度の調整、説明的な指示UIの設定など、購買心理に関わってくる部分も多いので作成難易度は上がりますが、それだけ効果が見込めます。

アイコン広告

アイコン広告とは、アプリの四角いアイコンを模した小型の広告です。

主にスマホアプリで利用されます。

アイコン画像のみで表示する場合は広告色が薄くなるため、ユーザーの邪魔をしないメリットがあります。

しかし、あまり溶け込ませてもクリック率が下がる傾向があるようなので、表示させるタイミングなどを工夫する必要があります。

ゲームアプリ以外にも、乗り換え案内アプリや天気予報アプリなどにも利用されます。

オファーウォール広告

オファーウォール広告とは、特定のボタンをタップすることで、おすすめアプリを一覧で表示する広告です。

主にスマホアプリで利用されます。

広告色が強いというデメリットはありますが、広告を一気に羅列して表示することができるメリットがあります。

下記のリワード広告と組み合わせることで、ユーザー自ら進んで広告を表示してくれる場合があります。

リワード広告

リワード広告とは、アプリ内のアイテムやポイントを付与する代わりに表示される広告です。

主にスマホアプリで利用されます。

ゲーム内のリワード広告では、主に動画リワード広告が使われていますが、ポイントサイトの報酬など、一部ではアンケート式のリワード広告も利用されているようです。

ユーザーに直接的なメリットを与えることができる広告なので、極端な表示頻度にしなければ嫌われない傾向にあります。

まとめ

サイトやアプリの収益化で利用される、主要な広告フォーマットを紹介させていただきました。

今後も5G回線の対応などにより、まだまだ新しい広告が増えていくことが予想されます。

すでに、360度スクロールすることが可能な3Dのファッション広告も出てきています。

広告の進化を追うことで、IT技術の進化、デザインの進化、価値の変容をチェックすることができます。

結果として、身近なものに応用できるものの発見ができれば、私たちの生活にも活かされるのではないでしょうか。

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