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いま言われている「情報発信」の意味をつかむ
2021/01/15

こんにちは、ハットリです。
今回は、
情報発信とは?
なぜ情報発信するのか?
といった、現代の情報発信の重要性についてお話したいと思います。
もはや数年前から情報発信することが大事だと言われています。
個人でも情報発信する人が増えていくなかで、
ついに自分も情報発信について知っておかなければ、という状況の方もいるかもしれません。
ここで一度現代の意味での「情報発信」というものについて、一気におさらいできればと思います。
現代での情報発信とは
昔から「情報を制する者は戦いを制す」などと言われてきましたし、
情報発信することの重要さは以前と変わりません。
しかし、意味合いは変化してきたように思います。
現代には、ある程度クオリティの高いものが溢れています。
服、料理などのモノから、写真家、演奏家などの技術まで、極端に飛び抜けてクオリティが高いものはなかなかありません。
また、便利なサービスも溢れています。
しかし、それだけでは社会的な価値にはなりにくいのです。
ある程度クオリティが高いものが大量に横並びになると、クオリティ自体が持っている価値は下がります。
また、それぞれがアイデアで差別化を図ろうとするので、アイデア性、キャラクター性も価値の平均化現象が起きてしまいます。
このような現象を、コモディティ化といいます。
こういった現代で、新しい価値が付与される基準が「発信力」です。
人に多く知られることで信頼を得る機会が多くなりますし、収益につながりやすくなります。
また、個人が発信力を持つことで、場所や時間に縛られない自由な生き方も可能になってきました。
つまり、現代での情報発信は、
「価値の平均化が起きてしまったモノや人に、知ってもらうという価値を付与するために行うこと」
という意味合いが強くなってきているようです。
結論としては、全ての人が情報発信するべきだと思います。
例えば、何かのスキルを習得しようとしている状況だとします。
そのスキルを極めた人と言われる人が発信する情報と、
中堅ぐらいの人が発信する情報があるとします。
その時、中堅の人が発信した情報のほうがわかりやすかった場合、極めた人の情報は見ないと思います。
まず、クオリティだけでは価値が乗らなくなる状況がわかります。
また、そのスキルを学ぼうとしている初心者が、
「初心者がつまづくポイント10個」
という情報を発信してくれたら、同じ状況の人にとってわかりやすいものになります。
人の特性や、理解しやすい言い回しやニュアンスなど、言語や文化の差も含めれば、
どのような状況の人でも、発信する情報に価値があることがわかります。
「物事を教えられるような立場になってから教えるべき」という風習は古くから存在していますが、
現代では、「誰からでも学べるので、立場関係なくシェアして学ぶべき」に変化しています。
もし、50歳からプログラミングでゼロからサービスを作ることに挑戦する、なんてことがあれば、
勉強し始める最初から発信するべきでしょう。
多くの人の背中を押すきっかけになります。
このように、全ての人が情報発信して、人類全体で課題の解決に取り組むのが理想であり、現代的と言えます。
具体的なものを把握する
TwitterやInstagramといったSNS、
YoutubeやVimeoといった動画共有サイト、
文字を扱うブログ型サイト、
その他にもVoicyのような音声メディアもありますし、
もちろん近所の商店街、学校、会社のような、オフラインのコミュニティもあります。
これらを自身の特性に合わせて使い分ける、といったことになるのですが、
おすすめとしては、ブログ+Twitterです。
まず、無料で始められるという点で、アイデアが沸いたその瞬間に作業に移れるので、スタートダッシュをしやすいです。
さらに、文章をメインに発信していると、ライティング能力がつきます。
ライティング能力は、まさに人に伝える能力なので、情報発信する際に必須な能力です。
ライティングをしていると、Twitter特有の「バズる」というパターンも見えてきて、
より効率よく発信していける可能性が高まります。
また、ブログに残しているものは、
今後YoutubeやVoicyにも展開しようと思ったときの台本になります。
情報発信をするメリットは、市場価値を高めるだけではありません。
情報発信する際には、情報を整えるために調べ物が多くなります。
そのため、知識が増えることになりますし、自身がもともと持っていた知識が強固にもなります。
また、頭の中が整理できると、「人に伝える」というスキルが向上します。
伝えるスキルは、仕事以外にも、家族や友人間でも活きてきます。
情報発信を続けていると、新しい人との繋がりができますので、
人生を豊かにするきっかけになるかもしれません。
成長して変化して発信するということは、
それだけ多くの副産物をもたらしてくれます。
現代においての情報発信とは何だったのか、
整理することにお役に立てましたか?
今から情報発信を継続していれば、数年経ったときの状況が大きく変わるはずです。
誰でも今すぐに始められるのが魅力ですので、おすすめします。
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